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意外と知らないスタイリングのコツ
お客様とお話ししているとたまに『美容室でした時のようにならない』なんて話を聞きます
もちろん美容師は美しく仕上げるために日々スタイリングの勉強をしているので全く同じようになんていうのは中々いかないものですが少しでもそのギャップは減らしたいものです
そこで、美容師が普段スタイリングする際に気を付けていることをお教えします

タオルドライ
まずはお風呂上がりのタオルドライですが、まずは地肌の水分をタオルでしっかり取り、その後毛先をタオルで挟んで軽くたたいて水分を取ります
この時点で毛先や地肌から水が垂れてこないくらいまでしっかりタオルドライしてください
ドライヤー
まずは根元を中心にドライヤーをかけていきます(但し、ドライヤーを近づけすぎは厳禁です)
この時熱で乾かすのではなく風で乾かすイメージで空いている手で根元に風を送るように手ぐしを入れながら行ってください
なぜ根元から乾かすのかと言いますと、キューティクルが根元から閉じていくことで整い艶が出るのと、傷んでいる毛先はすぐに乾いてしまうので、全体を万遍なく乾かすと根元が乾いたころには毛先がバサバサになってしまうからです
ブロー
まずはストレートブローの場合ですがブラシを使う前に8~9割程度乾いていて乾ききる寸前ぐらいが目安です
それで、髪の毛を前後左右の4ブロックに分け、さらにそれを3~5cm位の幅でスライスを取りブラシを入れますこの時むやみに引っ張るのではなく毛束を整える感じにブラシをゆっくり回転させながら毛先まで移動します
アイロンの場合は完全にドライしてから行ってください
毛先にカール等をつける場合は毛先が折れないようにブラシに毛先を添わせ(出来ない場合は両手を使いましょう)まずはドライヤーの温風で温めた後、冷風にしてしっかりとスタイルを形づけます
ホットカーラーなどの場合も冷やすことでしっかりと形が付きます
スタイリング
コツとしては全体の形を整えてからその形を崩さないように毛先を作るのが作りやすいでしょう
ヘアワックスなどはまず手のひらでよく伸ばして付ける事でムラなく付けることが出来ます
仕上げのスプレーなど特にハードタイプのものはスプレーを髪に近づけすぎないようにしましょう
その他
お家で使用する場合アイロンの温度などは140以下でなるべく長時間同じ所にあてるのではなく櫛で梳かす様な感じでおこなうようにしてください
パーマをかけた場合などは、パーマのかかっている所を持ち上げて毛先を手の中でカールをキープするように乾かすことで濡れている時とのウエーブの差を少なくすることが出来ます